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FOUQUET'S(ﾌｰｹ)
-ｴｽﾃﾃｨｯｸｻﾛﾝ-
真のｱｰﾕﾙｳﾞｪｰﾀﾞを取り入れたｴｽﾃ
インド伝承医学とエステを融合させると、身体とココロのバランスを整えながら、内側からもキレイになれる。そんな技術を持ったサロンが、姫路にあったんです！
場所は紺屋町、レストラン「サンヴェルジュ」の斜め向かいのビルの階段を上がれば、「FOUQUET’S（フーケ）」はあります。てっきりインドインドしてるお店だろうと思いきや（単純なワタシ……）、エキゾチックというよりも、むしろエレガントな雰囲気。親しみやすいインテリアは、オーナーさんのご趣味だとか。所々にあるゾウの神様が、ちょうどいいアクセントになっています。
ﾗｲﾀｰそもそも『アーユルヴェーダ』って、何ですか？
ｵｰﾅｰ「サンスクリット語で『生命の科学』の意味です。植物のエネルギーを生かした療法で5,000年前からの伝承医学なんです」
ﾗｲﾀｰむむっ、エステという枠を超えてますよね。
ｵｰﾅｰ「アーユルヴェーダって、東洋医学の総称なんです。ウチではアーユルヴェーダを化粧品として輸入し、日本で初めてエステに取り入れました」
エステの国際ライセンスを取得した際、身体の中に毒素を蓄積させる化粧品に対して疑問を持ったオーナーさん。そこから、自らハーブを使った化粧品を作ろうと考えていたところ、アーユルヴェーダの本に巡り会ったことがきっかけで、エステにアーユルヴェーダを導入されたそう。
ちなみに、「FOUQUET’S」のオープンは1986年だとか！
最初に体験させて頂くのは『シローアビヤンガ』。天然の薬草オイルでマッサージ、シャンプー、最後はコンディショニングローションを額の生え際に落として仕上げるという、オイルマッサージです。頭皮だけでなく、耳や肩も刺激するので、顔のくすみ・たるみでお悩みの方にオススメです。
ｵｰﾅｰ「髪に古いエネルギーが付いているので、それをきちんと払い取ってから、オイルマッサージでエネルギーの流れをよくします」
よしみ「何だか不思議な……とてもいい香りですね」
ﾗｲﾀｰうんうん、オイルが緑色だから、てっきり薬草臭いものかと思ってました。
ｵｰﾅｰ「香料は入ってないので、天然の香料ですね。ヒマラヤの大自然が育んだ高いエネルギーを宿したハーブや、自然農園で大切に育てられたオーガニックハーブを原料として使用し、一人ひとりのドーシャ（体質/エネルギー）に合った美容法をご提案しています。」
ﾗｲﾀｰアーユルヴェーダって、凄いかも。
よしみ「もぅ、スゴイキモチいいです……頭がスゴイ軽い……」
ｵｰﾅｰ「この後のシャンプーは、髪をコーティングするものとは違うんです。だから凄くきしむんですけど、終わったらサラッとして天然のツヤが出ます。髪にコシがない方でも、ブローなしで毛根から立つようになったって、皆さんおっしゃられますね」
確かに、仕上がった様子はサラツヤで、どこぞのシャンプーのCMモデルかと見間違うほどでした！
次の体験は『ヒマラヤンベーシック』。アーユルヴェーダ式のフェイシャルケアです。
ｵｰﾅｰ「最初から最後まで、科学的なものは一切使いません。クレンジングはメイクを落とすだけでなく、こうやってメイクを落としながらクレンジング自体で栄養を入れていきます」
よしみ「私、いつもクレンジングの役割って、化粧を取るだけとしか思ってませんでした……」
ゴマージュの後にクリームを塗った状態で、デコルテのオイルマッサージが始まります。
ｵｰﾅｰ「リラックスして頂いてエステの効果を促進させるんです。お顔だけするのと、デコルテもするのとは全然違うんです。腰辺りからも、グイッとやります」
よしみ「背中に入る時がキモチいいぃ～」
ﾗｲﾀｰうわぁ、キモチよさそう！ ここまでやって貰えるとは……。
ｵｰﾅｰ「クリームを、牛乳で浸したコットンで取り去ります。その後にフェイシャルマッサージ。このマッサージクリームは、お肌のコラーゲンを回復させていくようなクリームです。これにもミルクが入っています」
よしみ「何か、お風呂の中で浮いてるカンジ…… 」
お次は吸引、その後はパック。このパック、脱脂力はないのに殺菌力が高いというものだそう。
よしみ「スーッとして……、顔中がスゴイキモチイイ」
パック中は、手足をタオルの上からほぐして貰えます。極楽ですな～。
ｵｰﾅｰ「ローズの化粧水で拭き取った後、ローションなどで整えます」
よしみ「もう……『気持ちよかった』としか言えないんですけど（笑）」
ﾗｲﾀｰもし私達取材陣がいなかったら、確実に眠りこけてたでしょうね～。
お店で使われる全てのアイテムは、インドでアーユルヴェーダの医薬品として使われているものを、化粧品として輸入されています。（日本では医薬品としては認可されていません）配合成分も数多く、アレルギーや、色々なトラブルでお悩みの方にオススメです。
ｵｰﾅｰ「これは身体に害のない、地球汚染もないお化粧品です。自然を汚すと身体も汚れますのでね。薬草も摘み放題ではなく、決められた時期のパワーがある時に採取しますので、科学的なお化粧品みたいに大量生産ができないんですよ。アーユルヴェーダのお化粧品は、生きたエネルギーでできたオーガニックのお化粧品なので、身体や精神に与える優しさが違います」
ﾗｲﾀｰやはり、日本のものとは違うんですか？
ｵｰﾅｰ「日本ではそれだけのハーブは入手できないです。ヒマラヤのハーブなんで。インドのアーユルヴェーダの科学者が調合しないと、ただのお化粧品になっちゃいます」
商品としても購入できるので、ホームケアも可能だそう。『どんな化粧品を使ったらいいか分からない』と、お悩みの人にお勧めの商品が揃っているそうですよ。
その時の身体の状態と季節に合わせて、アーユルヴェーダに基づいたアドバイスもしてくれるそうです。
ｵｰﾅｰ「精神的な部分からトラブルが起きてる方は、自分を知らないとそれを改善できないんです。身体っていうのは、心と一緒のものなんです。同じ環境に置かれても受け方や感じ方が違う、それが体質の違い。精神的な不安があった時も、体質によってどうやって過ごしたらいいか、違ってくるんです」
ﾗｲﾀｰアーユルヴェーダって、メンタル部分と深い繋がりがあるんですね～。
ｵｰﾅｰ「ええ、短時間では説明できないです（笑）」
毎月8日には、アーユルヴェーダの商品を使ってスキンケアやパックの体験ができる『パックデー』を開催されているそう。『一般の方にアーユルヴェーダを実践して貰いたい』という気持ちから、費用は1,000円と格安！
ｵｰﾅｰ「アーユルヴェーダは、自分のためだけじゃなくて、家族のために覚えたりとか、福祉や医療関係の方も学ばれていかれるといいと思います」
本格的に学びたい人向けのスクールや、プロ・エステティシャン向けの講習もされているそうですが、まずは『パックデー』から本当のアーユルヴェーダに触れてみるのもいいかもね。
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よしみの感想
お店の作りも高級エステみたいに堅苦しくなくて、ちょっとしたお城のお姫様にでもなった気分。家の豪華な部屋でする感じですかね。
エステも、もう身体が浮いてましたもん。全身だったら、もっともっと凄まじく気持ちがイイんだろうなぁ。何か、インドに行った気分（？）。姫路にいて、ここまで本気のアーユルヴェーダが体験できるっていうのは意外。東京とか大阪とかだったらあるのかな、って思いますけど。ホントに本格的なんです、内容だけじゃなくって、考え方も。『ここまでの人が姫路にいるんや！』って思いました。顔も髪もしっとりして、香りがいいですし……触ってみてもツルツルです
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