兵庫県南部 姫路・加古川・明石・神戸のタウン情報を取材記事で紹介します。

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鉄板焼 燦(さん)-鉄板焼-

五感を満たす、大人の時間 鉄板焼 燦(さん)
 塩町の一角に、煉瓦造りの壁に重みのあるドア、看板には「燦」という文字がひとつ。
知らない人は気付かずに通り過ぎてるんじゃないでしょうか?
 実はココ、かなりオイシイお店、「鉄板焼き 燦(さん)」。姫路城を描いた特注ガラスアートと鉄板の輝きが、カウンター10席のみの贅沢空間を一層引き立てます。

入口横の看板

──あれっ、この鉄板、模様が入ってるんですか? なにか特別なものなのかな?

シェフいえ、入れたんですよ。他所ではやってないので、入れてみました(笑)」

 キレイに入ってますね〜。このお店は必要以上に飾ることをせず、とてもシンプルなので、その模様がとても引き立って、よく光ってます。

UMAG取材陣「どんなお客さんが多いですか?」

シェフ「意外と家族連れもおられますし、ご夫婦や若いカップルの方も多いですよ」

 うむむ、きっと、どっちかの誕生日や記念日なんだろうなぁ〜。あぁ羨ましい限り。

UMAG取材陣「鉄板焼きのお店ってたくさんありますが、こちらのお店の特徴って何ですか?」

シェフ「一番は、鮮度がいいことですね、食材の鮮度が。牛肉の場合は熟成のこともあるんですけど、それも丁度いいタイミングでお出ししています。野菜も極力、無農薬のものを使っていますよ」


鹿児島牛と野菜

──ふむふむ。鉄板焼きって、他のお料理と比べて調味料がごく僅かですよね。それはズバリ、食材そのものとと調理人の腕だけで勝負する、ということだと思うんですが。

シェフ「そんな格好いいものじゃないですけど……(笑)。まぁ、そんな感じですね」

 信頼できる業者さんのみから仕入れているというお肉は、柔らかくてジューシーな鹿児島牛。赤身に脂がビッシリと入り込んだ霜降り肉は、生のままでも食べられそう!

みか「一番お勧めなお肉の焼き方ってありますか?」

シェフ「フィレだと、ミディアムレア。ロースの場合はミディアム。ロースはフィレよりも若干よく焼いた方が、中の脂が溶け出るんです」


魚介類

 うーん、「脂が溶け出る」なんて、思わずヨダレが出そうな表現……。

シェフ「ロース肉にわさびを付けて刺身感覚で食べると、脂が中和されて脂っこく感じないんですよ」

──あぁ、それ美味しそう。他にお勧めの食べ方って、あります?

シェフ「塩・こしょうですね。いいお肉を使っているせいか、皆さんもそれが一番合うとおっしゃってくださいます。塩は北海道の宗谷から取り寄せてるんですよ」

 お皿にはわさびと塩、こしょうが盛られ、脇にはポン酢や醤油が入った小皿が。味わい方がいろいろあるのは嬉しいのよね〜。

シェフ「若い方でしたら、マヨネーズやガーリック醤油などで召し上がる方もいらっしゃいますよ」

──えっ? 今テーブルにはそんなモノはありませんが……。もしかして言えば出てきたり、ソースも作ってくれたりするんですか?

シェフ「ええ、できる限り対応します」

 嫌いな野菜を最初に伝えておけば、別のものに替えてくれることも。そんなワガママにも応えてくれるなんて、心ニクいです(肉だけに?)。


シェフ

UMAG取材陣「対面の鉄板焼きって、どんな人が焼いてくれるんだろうって、気にならない?」

──うんうん、なるなる。

UMAG取材陣「でもシェフは第一印象が話しやすいから、一度来たらまた来たくなる理由のひとつなんじゃないかなって」

──そうかも!

シェフ「そう言って頂けると嬉しいです(笑)」

──鉄板焼きって、お肉を焼くだけじゃなくて、その調理過程も披露するものなんですよね。

シェフ「そうですね、だから『これはもうちょっと焼いて』とか、『それはあまり焼かないで』とか、『先にアワビから焼いて』っていう声が直接聞けるんです」

UMAG取材陣「じゃあ、お客さんと会話しながら調理されるんですか?」

シェフ「ええ、モチロン」

──でも、1人でいろんな作業を同時進行しつつ、そうやって一部始終をお客さんに見られていると、緊張しません?

シェフ「イヤ、僕もね、結構苦手なんですよ。でも慣れですね、慣れますよ。普通コックって、こういうことは中の厨房でするじゃないですか。それが逆にね、できなくなるんですよ。お客様が見てないと物足りなくなる」

 テレビ取材も何度か経験されたというシェフ。カメラを向けられても動じることない様子は、さすがです!


調理風景

シェフ「火、つけましょうか?」

──えっ、もしかして……例のアレ、ですか?

UMAG取材陣一同「おおおーーーーーッ!」

 炎が舞い上がったと同時に一瞬の熱がカウンター越しに伝わり、その後に上品で甘いワインの香りがふんわりと……。

みか「楽しい〜!」

UMAG取材陣一同「他にパフォーマンスってあるんですか?」

シェフ「ええ、ありますよ。やりましょうか?」

──ええっ、やって頂けるんですか?

UMAG取材陣一同「おおおーーーーーッ!」

 ペッパーミルとソルトミルが、クルクルと宙を舞い、そして見事にキャッチ! 華麗に繰り広げられる技に一同、思わず拍手喝采。


カウンターにてシェフと読者モデルのみか

みか「すごーい!」

──たっ、たのしーーー! こうやって実際に見たのは初めてのワタシ。立て続けに目の当たりにすると、かなりの大迫力!スイマセン、私達テンションあがって騒いでしまいました……。

シェフ「どうぞ、構いませんよ(笑)。もっといろいろやりましょうか?」

──あっ、ありがとうございます、しかしそれでは取材そっちのけになってしまいます〜。

みか「すごーい!」

 うん、これは盛り上がるねぇ。

シェフ「パフォーマンスは、焼きながらの流れでやりますよ」

 焼きあがるまでが楽しくて、焼きあがったら美味しくて、これは二度オイシイ!


カウンター10席

シェフ「お客様には『その過程を見られるのもいい』って、喜んで頂いてます」

 パフォーマンスのリクエストがあれば、気軽に応じてくれるというシェフ。ランチでも、同じくパフォーマンスのサービスをして頂けるとのこと。
美味しいお料理を食べるだけが目的じゃなくて、その演出を見るために、シェフとの会話を楽しみに、お店に来られる人も多そうです。


5

みかの感想
 外からも中に入っても見るからにお洒落なお店で、個室じゃなくても10人しか入らないプライベート的な空間がいいなぁと思いました。
パフォーマンスが凄く格好よかったです! いつまででもずっと見てたいなあ、って。食べるまでも楽しめて、美味しいお料理を味わえるので……ドアを開けた瞬間から楽しいことが待っている、という感じのお店ですね。

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